このレビューはネタバレを含みます
シンプルで素直に楽しめた。冒頭、主人公のキャラがわかる流れがとても見やすい。金持ち、兵器開発者、陽気な人、それが掴める会話から、拉致されるという最悪の展開に一気に変化する。
一緒に拉致されていた人のキャラも良かった。アイアンマンのようなヒーロー的正義ではないが、小さくも確かな正義があり、それに動かされるヒーローというのも勇気をもらえるいい関係だと感じだ。
主人公だけでなく、秘書さんのキャラも良かった。主人公との関係や会話によって、より魅力が引き立っていた。ヒロインでありながら、行動的なところもあり、好印象。
村が襲われるところで、家族が引き裂かれるシーンがあるが、ただ父親が殺されそうになるで、終わることなく、先に子供が売り払われるシーンからあることで、一瞬にして感情移入できるし、あのシーンで主人公が間に合った事に嬉しくなれると思った。
最後の爆発と、アイアンマンが無事だったのには無理矢理のような気もした。