アベンジャーズ:エンドゲームを観るにあたって最初から観直す。
巨大軍需産業スターク・インダストリーズのCEOトニー・スタークは新兵器"ジェリコ"のプレゼンのためアフガニスタンのバグラム空軍基地を訪れる
「ピースは最高だ…私は失業するがね。」
車で移動中にテロ組織がトニーを襲撃、トニーはミサイルに刻まれた自社のロゴマークを目撃した次の瞬間、爆風で吹き飛ばされ意識を失うが、気がつくとテロリストの拠点の洞窟にいた
爆発の際飛び散ったミサイルの破片が心臓周辺に突き刺さり、バッテリーに繋がった電磁石で破片を引き留めておかなければトニーは1週間で死ぬ身体となっていた
「偉大なるスタークが、このままこの世を去るのか?」
トニーは解放の条件としてジェリコの組み立てを強要され、同じく捕虜にしてトニーの命の恩人インセン博士の協力のもとエネルギーを生み出す熱プラズマ反応炉“アーク・リアクター”の小型版を、ジェリコ製作に見せかけ開発する
「人生50回分、心臓が動く。」
小型アーク・リアクターを胸に装着して生命維持に成功したトニーは、その力と連動するパワードスーツを開発し、インセン博士の捨身の時間を稼ぎのなか、完成したスーツでテロリストを退けて脱出したが、その後すぐにスーツは壊れてアフガニスタン辺境の砂漠に墜落、ローディ率いる米軍の捜索隊に保護されてアメリカに無事帰還した
「無駄にするな…君の命を。」
トニーは自社製品がテロリストの手より、自らの命の恩人を奪った事から、帰国後すぐ記者会見を開き、軍需産業からの撤退を宣言した
失敗に次ぐ失敗で徐々にアイアンマンが出来上がっていくシーンは見事、初めて飛んだときは感動したよ。観覧車の子供がアイスを落としたの笑ったよ。
インセン博士の故郷グルミラがスターク社の兵器でテロリストに襲撃されたことを知ったトニーは副社長のオバディア・ステインの不正取引を懸念、小型アーク・リアクターの技術も狙われたがこれを極秘にしつつテロリストを退け兵器を排除するミッションを開始する
「一体、誰が助けてくれるのでしょう?」
かくして、トニーとオバディアのパワードスーツ対決が始まる
「それが正しいことだと信じてる。」
1時間ちょいで見事なストーリー展開に伏線回収、アイアンマンのオリジンにして後のアベンジャーズシリーズへ繋がる始まりの作品。
「私がアイアンマンだ。」
このシリーズはエンドロール後にオマケがつく。
「君にアベンジャーズの話をしに来た」