arch

アイアンマンのarchのレビュー・感想・評価

アイアンマン(2008年製作の映画)
5.0
エンドゲームに向け、究極にまでボルテージを上げるため改めて鑑賞。(1/21)
MCUの原点たる作品。超能力や授けられた力を持つアベンジャーズメンバーが多い中、自分の力は自分で作るヒーローなのでやはりMCU内でも作品ごとに違うし、インフィニティ一ウォーと比べるとやはり全然違う。Mk-Ⅱを作るまでの流れは屈指の名場面だし、何度見てもかっこいい。他のヒーローのオリジンとはやはり別物。

アベンジャーズの他の大半のヒーローと違い、彼は闘う覚悟をし、その上で力を手に入れた。最近だとキャプテンマーベルとかとは在り方が真逆の存在。

この作品ではトニーがインセンとの洞窟での事件を経てどう変わったのか、この先のMCUでの彼の行動の原点でもある彼の心情がしっかり描かれていて、最初に見た時とでトニーへの感情が違うものでした。
「これをやらなければ、生き返った意味が無い。」
このペッパーとの会話での彼の言葉がこの先の全てを物語っているように感じます。今でもインセンのことを忘れずにいる描写をエンドゲームでやられたら泣く。

この作品があったからこそのエンドゲーム。映画の歴史の分岐点ともいえる作品だといえるのではないだろうか。
arch

arch