ちょっと難解でした。
一見「BABEL」のような「ショートカット」のような・・。
タン・ウェイさんの旦那でもあるキム・テヨン監督(レイトオータムで出会いました笑)の作品。人々の難しい状況や悩ましさ、辛さ、そしてそれを乗り越える人間を《セリフは最小限で》描こうとする姿勢はやはり映画人であって、「レイトオータム」でも垣間見える良さだと思います。観客に読み解く力を要求しますから「つまんない」と言われてしまうこともしばしばと思います。
しかしそれにしても3つの<家族>を2時間ですから、ひと家族あたりの描写が短くなっている印象。気持ちの起伏や変容が観たかったなあ・・。
ムン・ソリさんは本当に理解が深いしお上手なのでね、ドストレートなオム・テウンと、これまたお上手な脇のコ・ドゥシムさんのジワる演技を受けていったいどう演じるかがね、もっともっと観たかったなあ。
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