もた

幻の女のもたのネタバレレビュー・内容・結末

幻の女(1944年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

穴だらけだけど面白い。慕っている男の妻殺しの疑いを晴らすために、鍵となる女性を探すべく、バーに3日間通い詰めてマスターをストーキングしたり、娼婦のような格好で男を誘惑したりして情報を聞き出そうとする、明らかにやりすぎな女性が軸のサスペンス。ここまでされると流石にドン引きだよって思うけどちゃっかりハッピーエンド。スケベなドラマーを逆ナンしてデートするけど、ドラマーが連れ込んだむさ苦しい地下でジャムセッションが始まり、なぜか高笑いの主人公を見つめながらドラマーが狂ったようにプレイするという、エクスタシーを視覚化したようなシーン。めちゃめちゃ叩けるじゃんというギャグ(?)なのか。
『らせん階段』と見たけど、あまりスターらしいスターが出ないのもあって、フラーの映画を見てるような気もしてくる。明らかに犯人なフランチョット・トーンは友情出演感があっていまいち。
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