アメリカの上流貴族をスコセッシが描いた作品で、主人公はダニエル・デイ=ルイスで、ヒロインがミシェル・ファイファーで、主人公の婚約者がウィノナ・ライダーという豪華なキャストでした。
特にウィノナの透明感がすごくて、将来万引きするようには全く見えません。この頃は全盛期なので、本当に可愛いです。この映画では不憫なキャラですが、実生活はダニエルと付き合ってたんですね。逆にミシェル・ファイファーはこの時代の衣装があまり似合ってなかったです。
一見上品そうな主人公ですが、中身はいつも通りのスコセッシ映画のキャラで、自分勝手でモラルがあまりなく、ひたすらミシェルに想いを寄せていました。
ラストは老いた姿は見たくないという、勝手だけどわかるような気もする終わり方でした。
この映画はアカデミー衣装デザイン賞を取っていて、華やかなドレスもとても良かったです。
時代モノ第3弾