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エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事のmhのレビュー・感想・評価

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南北戦争が終わってすぐくらいのアメリカ・ニューヨークの上流階級社会を舞台にしたラブロマンス。
ヨーロッパの上流階級との関係が密接であることとか、ゴシップ・スキャンダルが命取りであることとか、男女間の純愛と権謀術数を描いてる。
可憐なウィノナ・ライダーが、手段を選ばぬ恋愛勝ち組っぷりを見せつけてくるのが、最大の山場。
脂が乗りまくってる時期のダニエル・デイ=ルイスと、ミシェル・ファイファー。スコセッシ監督のライフワークともいうべきニューヨークという舞台で、絶対おもしろいこと保証付きのやつだった。
ちなみに、これの少し前の時間軸で「ギャング・オブ・ニューヨーク」で、そうか、どっちにもダニエル・デイ=ルイス出てんだね。「ギャング・オブ・ニューヨーク」がまた見たくなった。
立ち去るエンドがいい余韻につながっているけど、これって、「ニュー・シネマ・パラダイス」に登場した小話と同じだね。
「ニューヨーク・ニューヨーク」も見なくちゃな。
面白かった。
mh

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