マツモトタクシー

追悼のざわめきのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

追悼のざわめき(1988年製作の映画)
3.8
松井良彦 脚本、監督作品


大阪の廃墟ビルで暮らす孤独な青年の誠(佐野和宏)は愛するマネキン“菜穂子”に惨殺した女性の生殖器を埋め込み“愛の結晶”が生まれることを夢見ている。。

やがて何かに導かれるように様々な人間が廃墟ビルを訪れ始めるのだった。。








以下ネタバレ


虐げられる者達の報われない怨み節
嫌悪しているわけでは無いけど初めて吐き気を催す作品だった。。
それぐらいリアル

反社会的過ぎる。。
仏像の横での自慰や屋上の火災、高校への侵入はゲリラ撮影だろう。。
今なら完全に通報されているだろうし製作中止にされているだろう。。

寺山修司、薔薇の葬列、ソドムの市等に匹敵する作品
監督は寺山修司を師事していたそうです

強烈なビジュアル 
のし袋からの近親相姦 
地面へ書いたケンケンパの絵柄がバイブレーターに見える

斎藤工さんが熱狂的に支持しているとか。。
100人観たら98人が嫌悪を感じ1、2人が熱狂的に支持するカルト作品