オーウェン

ザ・スピリットのオーウェンのレビュー・感想・評価

ザ・スピリット(2008年製作の映画)
2.8
殺害された男が甦りマスクを被って街にはびこる悪人退治。
どこかで聞いたような物語だが、これはアメコミ作品のひとつ。

監督が「300」の原作者フランク・ミラーなのだから、自ずと出来上がりもこうなるだろうなと推測できる。

不死身のヒーロースピリットとして甦るが、敵対するオクトパスもまた不死身。
不死身VS不死身ではどうやっても決着がつかないが、その点をコミカルにしており軽いタッチで見られる。

サミュエル・L・ジャクソンが悪役なので実に楽しげにオクトパスを演じている。
漫画みたいなシーンもスレスレだが、コミックと思えば気にはならない。

そして案外アナログなヒーローが意外と好感が持てた。
ただアピールする部分が地味なので、続編は難しいかな。
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