炒飯

トップガンの炒飯のレビュー・感想・評価

トップガン(1986年製作の映画)
1.5
新作のマーヴェリックの好評を聞いて興味を持ち、予習のつもりで鑑賞。
が、自分でもびっくりするほど合わなかった…。あまりの眠気に後半の記憶がほぼ無い。

ハリウッドにありがちなノルマ的ラブロマンス描写に全く食指が動かないので、それが8割を占める前半のストーリーが非常に退屈。
いいから早く戦闘機を飛ばしてくれ、と思うものの、肝心のドッグファイトの描写も迫力はあるのだろうけどこちらに知識がないせいか状況が分かりにくく、ヘルメットで登場人物の見分けもつきにくい。
主人公のキャラクターにしても、規則違反のスタンドプレーを繰り返す理由がいまいちしっくり来なくて感情移入できず、かといっていかにも破天荒な天才キャラといった爽快な造形でもないどっちつかずで観る側としてのスタンスが掴めない。
トム・クルーズのことは割と好きなつもりだったのだが、若かりしトムに全くときめけなかった。歳を取ってからのほうが格好良いタイプなのか。

非常に残念だが、この体たらくで新作を観に行くのも失礼と思い、ご縁がなかったとして諦めることにする。
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