何もかも、時代を感じる作品。キャストも、あ~こういう人いたよなって、懐かしさでいっぱい。丹波哲郎がちょこっと出てきたり、贅沢な俳優の使い方。あの時代の東映を物語っているような…。
子どもの時に、私、これをリアルタイムで見たんですよね。親に連れられて…。内容が全く理解できなくて。ただ、見たということはとても覚えていて。
今回見て、こんな作品だったんだと改めて認識しました。
昔の映画だから仕方ないけど、ツッコミどころ満載。警察の犯人を捕まえる場面も、そんなやり方してたら捕まえられるわけないやんって見ながら苛ついた!
犯人たち、運がなさすぎて、そこまで不幸に設定しなくてもいいんじゃないのって同情しました(笑)
でも、ここまで生き方が不器用だと、運に見放されても仕方ないかと…。
しかし、いつの時代も警察や政府は、ろくでもないですね。