アラシサン弐

浮草のアラシサン弐のレビュー・感想・評価

浮草(1959年製作の映画)
3.8
冒頭の風景だけのカットで「あぁ、小津映画が始まったな‥」と身構えしてしまう。

自分が今まで観てきた小津映画の中だとワイルドな雰囲気で、男の秘密を嗅ぎ付けた女の嫉妬とかも出てきてかなり感情的だった。

家族感よりも、男女の色恋沙汰の印象が強く残った。これぞメロドラマだと思う。

やはり豪雨下の罵り合いの画が強い。
二人の間に水が滴って壁ができてるようにも見えた。
アラシサン弐

アラシサン弐