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MUSA -武士-のbluemercenaryのレビュー・感想・評価

MUSA -武士-(2001年製作の映画)
3.6
元軍が全く興味を示さなかったお陰で解放された使節団一行は高麗への帰国を決断する。
しかし、その帰途に元軍に捕らわれていた明・ブヨン姫を救出した事から命がけの逃避行が始まった。



一行を指揮する高麗精鋭軍の将軍の思惑は明との国交を考えての事。
しかし、将軍は若さ故に現状の把握と最善策が見当たらなかった。―― 戦略と戦術は別物。
そこで活躍したのは所謂民兵の指揮官と奴隷属の武士だった。―― 現場での経験の差、そして矜持。
やがて元軍主力部隊が登場し、姫を守る武士が一人一人と死んでいく。

何か、日本映画にも有った様なベタなストーリーだけれど、魅入ってしまった。
中国大陸を横断しながらの元軍vs高麗軍という設定がまた見事。
メインの武将がイケメンだったり、渋かったりに加えて佇まいが様になってるし殺陣も見事だった一方で、ヒロイン役チャン・ツィイーは酷かった。
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