同情することなく、自分を敬うこともなく接してくれるドリスと、自分の過去の経歴や教養などを気に留めることなく接してくれるフィリップ、素敵な関係性だなあ。
ドリスは常識無いし聞く耳持たないけど、なんだかんだ言いながらフィリップの娘助けてあげたり、フィリップや秘書さんと庭師さん?の恋路の手助けをしたりと、根本には優しさがあって好きだった。
フィリップも首から下が動かないというハンデを背負っていても前向きに人と関わろうとしていてジーンとした。
人が友情を育むのに国籍や地位なんて必要ないってことだなぁと考えさせらた。
2023年6月にフィリップさんお亡くなりになったということを知った。72歳まで障がいと折り合いをつけ、生きられたことに敬意を表し、ご冥福をお祈りします。
