Yoshishun

最強のふたりのYoshishunのネタバレレビュー・内容・結末

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

まさにフランス映画の"最強"傑作!!

不採用手当が目的の黒人青年・ドリスと全身不随の大富豪・フィリップ。全く境遇の異なるふたりが出会ったとき、最強の奇跡が起こる!

仏映画はそこまで観てませんが、なるほどフランスのコメディってこんな感じなのか、と思いました。動作よりも、喋りで笑わせにかかる、まるで漫才を観てるかのような感覚になりましたが、その笑いこそが世界中でウケた1つの理由でしょう。特にドリスのキャラがかなり共感しやすい。無駄に正直者だったり、実はかなりの苦労人等、性格にも多少な問題はあれど、他人に親切にする気持ちは誰よりも大きいドリスは、誰もが勇気付けられ、応援をしたくなるではないでしょうか。
また、フィリップも大きなハンディキャップを抱えながらもドリスを親友として接する姿には感動します。

数多くの映画賞を受賞しましたが、観たら当たり前だと思えるようになります。万国共通の笑いというものが本作に全て含まれてると思います。

"最強のふたり"というタイトル、見事。


個人的に1番好きなシーンは、ラストシーンよりも、二人が観に行った舞台でのシーン。映画館で爆笑しましたwドリス、思っても口に出すなやww
Yoshishun

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