私自身も介護士として働いているため、この映画は考えさせられました。
主人公の1人の黒人男性は日本で言うところの介護士というよりは家政婦に近いのだと思います。
この人の対応は一貫して正直で常識外れですが、それでも彼は気を使わないのでかえって気持ちいいのです。
介護を仕事にしているものは心構えから所作まで勉強をさせられてきますが、ある意味でパッケージされている存在なんですよね。
全員がこの人みたくできるかと言われたらそれは違うし、やる必要もありませんが、見下さない対等な関係をもって仕事ができる、そんな人間になりたいと思わせてくれます。