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最強のふたりのwawvv808のネタバレレビュー・内容・結末

最強のふたり(2011年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

不慮の事故で首から下が全く動かない大富豪のフィリップは、秘書のマガリーと共に自分の世話をしてくれる介護者の面接を行っていました。そこに、黒人のドリスが失業保険目当てに、不採用承知で面接を受けに来ます。ドリスは、フィリップを身体障害者として扱う他の面接しにきた人達とは違い、軽いノリでフィリップに接します。逆にその点に好感を持ったのか、フィリップはドリスを採用することにしました。

重労働である介護の仕事に2週間をもつまい、とフィリップは思っていました。しかし、ぶつぶつ不平を言いながらも、ドリスは介護者としての仕事をこなしていきます。ある夜、フィリップは薬による発作を起こしました。ドリスはフィリップが落ち着くまで待ち、また発作が起こった時に外の空気を吸わせるために外に出ます。そこで、落ち着きを取り戻したフィリップはドリスとユーモアたっぷりに面白おかしくお喋りし、ドリスを本採用することに決めました。

毎年恒例の型にはまった誕生日会も、ドリスがいることで意外性を孕みます。知識のないドリスにクラシックを聞かせ、感想を聞いたり、逆にドリスオススメの若者向けの音楽を聞いたり、ドリスの横にいるとフィリップの変わらない毎日に変化が宿っていきます。しかし、楽しい日々も長くは続きません。ドリスの弟のアダマが不良仲間に傷つけられ、ドリスに助けを求めようとフィリップの家にやって来ました。その時フィリップは思いました、ドリスにはドリスの責任があり、自分の世話だけやり続けるのはあまりに可哀想だと。フィリップはドリスに辞職すること勧め、ドリスはそれに応じました。

ドリスから離れたフィリップは、新しい介護者を雇いました。しかし、ドリスに比べれば、つまらない男で、なおかつ自分を障害者だとして扱う態度にフィリップは腹が立っていました。新しい介護者の世話になるのが嫌で、髭も剃らなければ、夜に発作が起こっても頑なに介護させようとはしません。そんな様子を見かねたドリスの元同僚のイヴォンヌは、ドリスに電話をかけます。ドリスは以前フィリップが夜に発作が起こった時と同様に、外の空気を吸わせるために一緒に出かけました。

hmhmシネマより

中2の時に視聴。
意外な人と関わることで人生が変わることを痛感させられた実話(らしい)。これを機にいろんな人と交流を持ってみようと思った。
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