ブラックのクアトロポルテかっこイイ〜!!
エンジン音に「すげー!」て感激する黒人青年ドリス(オマール・シー)に、大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)が「だろ?」て感じでにっこりする表情が可愛い。
サプライズ誕生日パーティで、EW&Fに踊るドリスににっこりするシーンもイイ。
ドリスは富豪という点を抜きにしても、パラグライダーが趣味で常に冒険心やチャレンジ精神を持っていたり、オペラを観たり、詩的な文通をしていたりと、とっても魅力溢れるお洒落な人だなあ。
対するドリスは、複雑な過程環境、貧困層、いろんな要因があるのだろうけど、置物の卵盗んだのに盗んでないと言ったり、常に下品で下ネタばっか。。
と思っていたけど、フィリップの娘への躾のくだり、凄く良かった!ドリスは自分がどんな人とも分け隔てなく接するだけでなく、ちゃんと相手からも、見下されるのではなく、対等に見て欲しいのだ。
辞めた後、様子がすっかり変わってしまったフィリップに会いに行って、髭で遊んでるうちに、いつの間にかフィリップにも笑顔が戻ってた。デートのセッティングの計らいもスマートで、やるじゃん、いつの間に!とドリスを見直してしまった笑
この2人を見ていると、悪ガキ2人がいろんなイタズラしてはしゃいでいる感じで、とても楽しそうで、観ていてほっこりする。
ドリスのおかげで、フィリップは、自分が全身麻痺の何もできない障害者、みたいな気分から抜け出すことが出来た。音楽やドライブを楽しんだり、またパラグライダーをやったり、また恋愛、結婚まで…。
どんな障害があっても、なんでも人生前向きに楽しまなきゃ!て気にさせられる。
ただ、ラストの付け足しの映像…
実際は黒人じゃないんだ?!
そこがとっても引っかかってしまって…
映画では敢えて黒人に代えて、人種を超えた友情!てしたのかと思ったら、せっかくの映画での良い気分が台無しになった…
あそこはテロップだけで良かったのに。。