過去レビュー投稿。
幼い頃に母を亡くした王女スノーホワイト。
国中から愛される姫君だった彼女だが、父である国王が妻を失い悲しみにふける心の隙を魔女ラヴェンナに惑わされ、ラヴェンナを新たな妃に迎えた事から運命が一変してしまう…。アメリカ製のファンタジーアクション。
白雪姫に新たな解釈でと云う事にはなっています。ですが新たな解釈というよりも白雪姫をベースにした、全く違うお話と考えた方がいいですね。
この映画の一番の見所は何と言っても、シャーリーズ・セロンさんの悪役ぶりでしょうね。
「モンスター」でも驚きの演技を見せたように、本作も怪演しています。
老けてく様を見せるのは女優としてはあまり好ましくないはずですが、この人は本当に女優根性溢れてますね。
ただこの怪演ぶりで、主役のクリステン・スチュワートさんの存在を食ってしまったような気はします…。
話としては襲来のメルヘンチックさはなく、ダークな雰囲気で後半はジャンヌダルク化します
妖精も出てきますが、リアル過ぎて気持ち悪いですね(笑)
小人達も微妙…。
「白雪姫」になんの思い入れもない私は楽しめましたが、古典ファンは怒るかも知れないですね…。
そんなに期待してませんでしたが、以外に楽しめた作品でした。