2012年は白雪姫をモチーフにした作品が続けて公開されました。こちらはダークファンタジー風味。
白雪姫がジャンヌ・ダルクさながら甲冑を纏い兵を率いて、永遠の若さを求める女王と戦います。
幼い頃怖いもの見たさで「本当は怖いグリム童話」を読んでいたので、ゴシックホラー調の世界観はとても好み。の割に、全体的に今一つという感想です。。既視感の強い展開は盛り上がりに欠け、突っ込みどころ満載。全く士気の上がらない演説にはカタルシス皆無、むしろ萎える。
悲しみを内に秘めたシャーリーズ・セロン貫禄の悪の女王様っぷりや、毒りんごの仕掛け等、見所が全くない訳ではないのですが。
ハッと目を引いたのが、脱出後のスノーホワイトをお座りして出迎えた白馬の美しさ。わざとらしいシシガミ様より余程、清廉さを感じました。
