未来世紀ブラジルのツクヨミのレビュー・感想・評価

どこに行っても逃げられない管理社会の恐ろしさ。
20世紀のどこか、情報局のサムは書類ミスにより逮捕された男の家を訪ねるとある女性に出会い次第に彼女に執着していく…
テリーギリアム監督作品。午前十時の映画祭にて鑑賞、夢か現実か全くわからない展開と映像に振り回されいつの間にか終わっていた…。なんだこの言いようの不快感と気味が悪い後味は。途中何度も挟まれる物語が終わりそうな展開に出されるフェイクラストシーンが多いのも、その要因かもしれない。正直苦手と言わざるをえない作品に出会ってしまった。