未来世紀ブラジルの作品情報・感想・評価・動画配信

「未来世紀ブラジル」に投稿された感想・評価

【次々と展開されるシュールで奇天烈な映により構築されるユニークな世界観に魅了されるも、ストーリー展開にはハマりきれず。】

カルト的人気を博している有名SF作品。「イレイザー・ヘッド」や「まぼろしの市街戦」などジャンルは全く違いますがカルト系映画のハマった時の快感が忘れられず、以前から気になっていましたものの、ようやくの視聴。

フィル友さんのレビュー内容からも一筋縄ではいかない作品であることは重々承知していましたが、確かに圧倒的な独自性と世界観に溢れた作品でした。ですが、見応えは感じつつも、自分の感性には思ったほど合わなかったのが正直なところです。

SF的でありながらどこかレトロなユニークな世界観と独特な映像(撮影手法というよりは映し出されるシーンそのものが極めて夢想的)、そしてどんな方向に進んでいくか想像がつかないストーリー展開は、明らかに他の作品と一線を画す濃度の高さを持っています。しかも意外と“意味不明で難解”という印象もなく、どちらかというと“シュールで奇天烈な映像の塊”という感覚でした。

ストーリーも、情報化が進む中での管理社会からの解放を現実と幻想から描く、行き過ぎた管理社会へのアンチテーゼ的なメッセージ性はあるものの、物語の細部にまで注意し脳みそをフル回転させるようなものではなく、いわゆるディストピア物として練り込まれた独自の世界観や設定、キャラクターを楽しめればそれで十分な気がしました。

が、私的には、こういうシュール&奇天烈な雰囲気漂う作品は、映像的にもストーリー的にももう一段階爆発力のあるぶっ飛んだ、「これ作った人、完全に頭おかしいでしょ」と思わせられるくらいのものを期待してしまいます。その点、本作の場合、映像や世界観の独自性には惹かれるものの、中盤までのストーリー展開は意外と普通で(夢の挿絵が独特だったり、登場人物もクセある人物ばかりなのですが)、結局は夢に出てくる見知らぬ女性を追っかけて守るための逃避行、というオーソドックスな展開なので、特に中盤がやや冗長的に見えてしまい、結果として睡魔に襲われてしまいました。

これが「マッドマックス 怒りのデスロード」くらい弾け切っていれば、ストーリー以外の要素で交感神経が爆発的に活性化していたのでしょうけれど、そういう作品とも違いますからね。

とはいえ、ラスト30分強の展開は、中盤の冗長的な流れからハッと我に返るような見応えのある展開で、このノリが序盤から続いていたらもっと好きな作品だったのに!などと勝手に思ったのでした。オープニングのいきなりのテレビ爆破や情報剥奪税みたいな設定から、とんでもない作品が始まるのでは、と期待が跳ね上がっていただけに、その後がやや物足りなく感じたのかもしれません。

ちなみにラストの展開で配給会社のユニバーサルと監督のテリー・ギリアムが揉めに揉めたのは本作の有名なエピソードのようで、本作はエンディングが2つあるのですが、私が観たU-NEXTの配信版は、監督が再編集した監督の意図したものになっています。ユニバーサル版のエンディングは、作品を観た後にウェブで調べて知りましたが、はっきり言って作品の印象が180度変わるくらいの違いで驚きました。私は、断然監督派です。

この設定と世界観がどれだけ好きか、という個人的好みにかなり左右される作品で、私はハマりきれませんでしたが、熱狂的ファンが多くいる作品であることには納得のユニークな作品だと思います。そんな私も、もう一度観直したら、大好きな作品に変わっているのではないか、というなんとなくの予感があるのも否めません。
SFディストピア映画だがブラックユーモア満載。唯一無二の作風で賛否分かれるのも分かる。
ディストピア映画の草分け的存在でありながらも金字塔作品。最初めちゃくちゃで訳わからなかったけど見てるうちに世界観に引き込まれて1回目観終わった後はしばらく動けなかった。挿入歌のbrazilも有名で聞いたことあるしめちゃくちゃ良い。ロバートデニーロそれだけ!?って感じなのも。笑
一昨年見て、ここからサイバーパンクにハマったんだよね。
ブレードランナーとかアキラとか攻殻機動隊見始めたきっかけ。
ちょっとジャパニーズテイストも入ってて、サイバーパンクとアジア的なものの融合ってどの作品にもあるよなって思った。
まお

まおの感想・評価

2.5
えっ?!えっえっえっ...?えー!えーーーー!ぎゃん!っていう映画だった
Ikki82

Ikki82の感想・評価

4.5
未来を描いたSFで、ディストピアな世界観に『ブレードランナー』とも少し似た匂いを感じますが、似て非なるものです。

シュールな悪夢が延々と続くような内容でした。説明的なものは、ほぼなく、唐突にはじまって、唐突に進んでいき、唐突に終わる感じで、明らかに観る人を選ぶタイプの作品です。

少しB級っぽくありつつも、映像的におもしろいカット、気合いの入った特撮がふんだんに盛り込まれていて、見応えがあります。
意味がわからなくても、おもしろいものはおもしろい!と思わせてくれる不思議な作品でした。
メインテーマになっている、ボサノヴァの名曲『Brazil』のアレンジも素晴らしいです。
へんてこな世界観とドタバタしているへんてこな登場人物たち。

悪夢のような未来の社会。
徹底した情報管理社会。
自由を求める主人公。

ものすごい独特で不気味なストーリーだけど、観終わってからジワジワくるものがある。
だってとにかくラストシーンが素晴らしい。
そして流れる陽気なテーマ曲「ブラジル」。
テーマ曲も文句なしに素晴らしい。

ただ、この映画を観てから私にとって「ブラジル」はただの陽気な曲ではなくなり、聴こえてくるとハッとしてザワザワする…。

迂闊に人に薦められないけど、多分この映画はずっと忘れられないと思う。
mizuki

mizukiの感想・評価

3.8
『ローズ・イン・タイドランド』がやばかったから他のテリーギリアム監督作品もみたいなと思ってみた。
画のスタイリッシュさとかわいさのバランスが絶妙で好き。カットも良い。バランスいい。

脳内イメージの実写化うける(笑)なんなんだろう。SFでファンタジーでラブコメで、もうカオス。何の映画をみてるかはわからなくなる。めちゃくちゃ尖っていて捻くれている作品だと思う。意味のわからなさだけでも面白い。本当に独特で、途中から会話のテンポとか雰囲気とか、癖になってくる感覚がある。衝撃のラスト好きだった。
寿司

寿司の感想・評価

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皮肉たっぷりディストピアだし、世界観も撮り方もオチも好き、最高!
t

tの感想・評価

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ポップでおしゃれでレトロで可愛い

眠かったからまた時間ある時みたい
内容は濃いが
理解するの若干時間かかる
結局は難しい話ではないが
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