テリー・ギリアムのやりたい事を詰め込んだ映画。
物語の途中でこれは妄想なのか、それとも現実なのかが区別が出来なくて、斬新だと思いました。
未来映画はだいたい明るいところを描くけど、この作品は暗黒社会を描いていて、未来はそんなに明るくはないよと発信しているのが、伝わってきました。
主人公役のジョナサンプライスの演技は最初から最後まで目が離せないくらい面白かったです。
怪演技から明るい演技、真面目なサラリーマンの演技など多種多様でした。
ハッピーエンドかと思いきや、最後はまさかの展開に凄く驚きました。 テリー・ギリアムの最大の魅力が出ていたと思いました。
クリストフ・ヴァルツかと思いきや、ジョナサン・プライスで似すぎていて、ビックリしました！
主演のジョナサン・プライスはパイレーツ・オブ・カリビアンのヴェザビー・スワン役で有名な俳優です。
テリー・ギリアムの異色の映画を観るなら、是非とも観てほしいです！
