とぽとぽ

女はみんな生きているのとぽとぽのレビュー・感想・評価

女はみんな生きている(2001年製作の映画)
3.5
原題通りの混沌×
邦題通りのテーマ/メッセージ!!

= 表現の可能性と責務への挑戦としての価値ある題材!初期のペドロ・アルモドバル監督(『ペピ、ルシ、ボンとその他大勢の娘たち』『神経衰弱ぎりぎりの女たち』)のようなテンポいい復讐ドラメディ。
矢継ぎ早にポンポン繰り出される。『ワンピース』単行本における「今回真っ黒!」って言いたくなるような回想パートの長さ。いや、映画なんだけど、どれだけこと詳細に全部話すんだと。実際、そここそが本作で始終描かれている男のクソさとそれを許容する社会システムのタチの悪い象徴に他ならないのだが、少し驚いた。陰りを見せ苦悩を打ち明ける。悦びを感じてるフリをする。第3ラウンド、姿を消す…誰か捜してる?受験票は?

勝手に関連作『ペピ、ルシ、ボンとその他大勢の娘たち』『神経衰弱ぎりぎりの女たち』『9時から5時まで』『ダメ男に復讐するほうほう』『ファースト・ワイフ・クラブ』『モテる男のコロし方』
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