借金まみれの北野武が警官の格好してタクシーをパトカーに改造して銀行強盗して、余命幾ばくもない妻と小旅行する映画。
ヤクザや警察間での暴力といういつものやつと、終活というかソナチネのような自死に向かうロードムービーというかな体裁で描かれる話が同居しているのが面白い。車の中でトランプゲームしてるシーンが非常に愛おしくて好き。またそんな主人公の西に対して、前半で半身不随になってしまう大杉漣演じる堀部は一度自殺未遂するものの、そこからは絵を描いて残りの人生を全うしようとしてるという対比も良い。
株やるって…株式会社を脅すやつですか?