HANA-BIの作品情報・感想・評価

「HANA-BI」に投稿された感想・評価

和

和の感想・評価

4.8
北野武の映画の中でも特に好きな作品。
セリフが少なくて、でもだからこそ映像そのものに引き込まれて行く。
夫婦の絆がセリフにしないからこそより深く鮮明に現れていた。
北野武ってやっぱり絶対愛情深い!!!
 北野武って言ったら「アウトレイジ」のイメージが強かったから、この映画もバイオレンスな感じかと思ったらちょっと違った。主人公がだいぶ矛盾した人間で、面白い。この主人公はたぶん自分が死ぬか生きるとかそういうことは、もうどうでも良かったんだと思う。
TKD

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4.7
見終わった後、余韻が強すぎて立ち上がれなかった。

ある事件をきっかけに部下を失って引退した元刑事西が、余命わずかな妻と過ごすため、資金を手にするべく銀行強盗をするが、、、という話。

北野作品らしいバイオレンス描写もよかったが、それ以上に西夫婦のシーンが愛情溢れてて微笑ましかった。会話がほとんどないのに、表情やそぶり、寄り添う姿で2人の関係性や絆が伝わってきたのがすごい。
俺もこんな夫婦生活送れんのかなあ、、笑。

脊損で歩けなくなって刑事を引退し、妻子を失った大杉漣のシーンも頭から離れない。
劇中に挟まれる絵を通じて、彼が希死念慮と生きようとする意志を行き来してるような気がした。
彼の迎える結末は描かれていないが、恐らく鑑賞者の解釈に委ねられていると思う。

久石譲による音楽の力も会話が少ない本作を劇的に良くしており、挿絵のシーンやラストなどで重要な役割を担っていた。

コロナでなかなか外を出歩けないが、ぜひこの機会にじっくり向き合って欲しい傑作だ。

このレビューはネタバレを含みます

愛する妻の病、仲間の死など、北野武演じる主人公、西に立て続けに降りかかる悲劇
ヤケになったのか、人生に絶望したのか、西は余命の短い妻を連れて旅に出掛ける
北野映画らしく、物語は淡々としている
シュールな会話劇、所々に笑える演出、北野ブルーと称される海と空の青さなど、らしさ全開の映画だった
自分もああいう生き方をしてみたいと思った
"俺はああいう風には生きられねんだろうなぁ"
いさか

いさかの感想・評価

5.0
2人車の中。幸せな時間。もう泣かずにはいられない。

北野武は最高にロマンチスト。
木村山

木村山の感想・評価

4.7
ある、色々な死生観に関しての映画。
なんというか、
そうなんだよなぁ。という気持ちになる。
映画体験って何か一本のテーマに向かってただひた走るではなく。たくさんの寄り道や重なりや視点が折り重なるから輝くんだと。
この人の映画は何よりも教えてくれる。
北野武が妻に対しては優しいところとか、人間が儚いと感じさせてくるところとか、全体を通して心にきた。まさに芸術という感じ。
好きなカットは多い映画ですが、全体的には今ひとつといった感じでした。
暴力シーンが結構くどい感じがします。北野映画の暴力シーンは突発的かつスマートなのが魅力だと思っていますが、本作はダラダラと同じような描写ばかりしていて単調でした。
シーンに大杉漣さんのキャラの絵を挿入しまくるのもあまり上手いやり方とは思いませんでした。
ms

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3.5
纏まりは良いけど、ソナチネとか他の作品ほど突き抜ける物がない。なんでベネチア取ったんだろ
カズキ

カズキの感想・評価

4.0
この悲しげな雰囲気。これぞ北野映画って感じ。アウトレイジとかもぶっ飛びすぎてて好きだけど。
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