2025年 75作目
目線の中に真実は宿るし、沈黙の中に神は居る。
引き算の中で得られる何かを信じて、こちら顔に信頼を向けて作られたように思う。
他者の死には抵抗し、生かそうともがくのに、自分の死…
死への憧れは薄まり、死は残酷なものとして描かれるようになった気がした、一方で生は美しいものとして描かれ、車椅子生活となった刑事は足元に波が押し寄せても、絵を描いて必死に生きようとする
娘を失い、仲間…
『ソナチネ』にかなり近い雰囲気で北野武映画で観たいものを純度高く観られた
この孤独感や虚無感の表現が巧すぎる
ラストシーンは衝撃的。徹底した見せない演出の行く末。想像力を掻き立てられて、余韻を残す…
俺はこんな風には生きれないんだろうなぁ。
暴力的だが、妻を本当に愛してて、でも不器用!カッコよすぎだろう。
沈黙や表情、間を使うことで
無駄なセリフや演出を排除する。
結果的にリアリティを持たせる…
「凄み」と「正当性」のどちらかあれば既にいい映画だと思うけどその両輪で走ってるからそれは傑作になるに決まっている
観ていて途中で「ヤバい!!映画が理解“わか”ってしまった!!!」という気持ちになり…
たけしと奥さんのやりとりがほぼ会話の無い沈黙が多いのに仲睦まじく見える。
長い間一緒に過ごしてきたんだな〜と分かったし、信頼しあっている関係なのがそれだけで伝わってきた。2人でケーキ食べるシーンが…
初見でした…キャストや最初の雰囲気、そして久石譲など、『その男、凶暴につき』と近しいものに感じるが、こちらは同僚の堀部が一線を退く事件があってからじわじわと物語は終わりに向かう。死生観が他作品よりく…
>>続きを読む静けさと美しさとバイオレンスって両立するんだなあ
いわゆるキタノブルーというのはこれか!と分かった。美しい!
セリフが少ないのも良い
随所に出てくる北野武の描く絵は本当にやばい
たまにあるユーモアも…