浜一

世にも不思議なアメージング・ストーリーの浜一のレビュー・感想・評価

3.6
★スティーブン・スピルバーグ製作のテレビアンソロジーシリーズ。日本では3エピソードが劇場公開。後に、他のエピソードがレンタルビデオリリース。日テレの金曜ロードショーでオンエアされた。
★スピルバーグの「最後のミッション」は、まださほど知られていない頃のケビン・コスナー主演。「Uボート」を参考にしたという狭い爆撃機の中での緊迫感のあるドラマ。スピルバーグらしいファンタスティックな展開にはなるのだけど。
★ウィリアム・ディア監督の「パパはミイラ」。コメディスリラーで思い切り笑った。ウィリアム・ディア監督は他に監督作品を知らないのだけど、テレビの演出家?
★トリはロバート・ゼメキス監督の「真夜中の呪文」。「BTTF」シリーズでゼメキス監督と組んできたクリストファー・ロイドが怪演。最近はどうしているのだろうか?かなりの高齢になっているとは思うが。
★シリーズには他に、クリント・イーストウッド監督+スピルバーグ脚本、ハーヴェイ・カイテル、ソンドラ・ロック出演の「ヴァネッサの肖像」やマーティン・スコセッシ監督のゾンビ物「鏡よ鏡」など名だたる監督・出演者のエピソードがあった。流石、スピルバーグのブランド力。中でも、ピーター・ハイアムズ監督(「カプリコン1」など)でグレゴリー・ハインズ主演による「驚異のファーズワース」は盲目ながら触れただけで相手の素性を判ってしまう能力者が殺人犯に触れてしまった事から犯人に付け狙われ・・・。ハイアムズ監督らしいギリギリするサスペンスだった。
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