久しぶりに観た。
シャイアラブーフも久しぶりに観た。彼、最近、何してるんだろう。一時期、何かヤバい感じだったけど。
“イーグルアイ”、とんでもない国防システム。
割と良く見るネタではある。
ペンタゴンが国防長官の名の下に開発した結構グレーな国防システム。
一般の携帯電話やSNS、監視カメラを傍受しちゃって、そこから国の危機を察知してネットワークを監視もできちゃう。
そんな完璧なシステムが、やはり。
やはり、人間の不完全な判断をよしとせず、国防のために下したはずのそれが逆にそのシステムからは“危機”だと判断される。
、、、そこで下される“ギロチン作戦”。
なんて物騒な作戦名か。
そのシステムが発動させる作戦の手足となるのがシャイラブーフとミシェルモナハン。完全に一般人の2人。
兄が国防総省で働いていたが、謎の死を遂げる。そしてなぜだが、家にとんでもない兵器の山が届いて国の当局たちに追われる。
ミシェルモナハンも子供の演奏会に送り出すも仕事で付き添えず、憂さ晴らしで飲んでたら騒動に巻き込まれる。
この何だかわけわからん状態で巡り合う2人。
なんだかわからんまま、謎の“天の声”に従うほかなくどんどん渦中に飛び込まされていく。
携帯はジャックされ、目の前の電光掲示板やモニターで瞬時にガンガン指示がくる。
、、、携帯やSNS、監視カメラ。
典型的な国がらみの情報の搾取が巻き起こす最新テクノロジーの反旗を描く。
ドリームワークス、さすが。
当時、これ観たアメリカの国民は不安になったんじゃなかろうか。
こんなに「あなた、見られてますよ」「プライバシーなんてもんはありませんよ」感があるのも思い切りが良い。
フィクションだし、SF的な要素もあるし、結構ド派手なアクションと破壊力が先行するが、畳み掛ける“天の声”の指示と、監視の手を緩めないあの手この手の“イーグルアイ”。
結構恐ろしい。
、、、でも、もっと“万が一”のこと想定しなさいよ、ペンタゴン、とは思う。足元掬われすぎ。
アンソニーマッキー、今回も良いアクセントとキャラで出てくるが、今回は大局と最新テクノロジーを相手に成す術なし、か。
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