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ミツバチのささやきのjuneのネタバレレビュー・内容・結末

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

何度も見てようやく何か言えそうな映画
寓話的でもないけど、メタファーが多いかんじで一度ではなかなか理解が追いつかない
ただとても懐かしい気持ちになりました
子どもの世界を繊細に描いている作品だと感じます
黄色いハニカムの窓、黄色い自転車、自然の風景も夜もすごく綺麗
なによりあのおどろおどろしく無垢な「フランケンシュタイン」の上映、それを観た幼い子どもたちが心にどんなものを残すのだろう、というのがよく描写されてるなあと思いました
知識を入れずに観たけど、もしかしたら監督のほうにそういった体験があるのかな?

ちなみに、子どもの純粋さを描くうえでもっとも理解しやすい表現だとは思うんですけど、こういうの見るたびにいつも だめー!動物が嫌がることはやめてー!ってなってしまいます……わたしも小さい頃やっていたくせに……
ねこが好きです 黒くて大きくてかわいいねこでしたね
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