備前長船

山猫の備前長船のレビュー・感想・評価

山猫(1963年製作の映画)
2.4
名作「ベニスに死す」のヴィスコンティ監督の作品と聞いて楽しみにして見ていたが、ただ長いだけで何の面白みも無かった。
冒頭の展開から名門貴族が落ちぶれて、そこから劇的な展開があるのかと思っていたが、革命の結果をはっきり描くことなく、生活の水準も全然落ちたようには見えなった。
甥の婚約以外、事件らしいことも無く、最後までだらだらと話は続く。
あくまでバート・ランカスターが主役で、アラン・ドロンの出番は意外と少なかった。
正直、これのどこが名作なのか分からない。
備前長船

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