狂王キシリトールヴィヒ2世

白夜の狂王キシリトールヴィヒ2世のレビュー・感想・評価

白夜(1957年製作の映画)
4.0
つかの間の夢のような、嘘みたいなまるで実在感のないセットと人間と、そこにときおりかいまみえる人の営みと強い感情を伴った表情。恋い焦がれひととき幸福に包まれる男の滑稽さはこのある種熱病のような映画にあってリアリティを増す。