白夜の作品情報・感想・評価

「白夜」に投稿された感想・評価

男女の機微を描いた映画。
上品で気品ある作品に仕上がっています。
ヴィスコンティ監督の美学炸裂。
kayo

kayoの感想・評価

-
原作はしっとり穏やかで優しい印象の物語だったけど、映画だと何というかある意味活気がありました。
一人旅

一人旅の感想・評価

3.0
第18回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞。
ルキノ・ヴィスコンティ監督作。

【ストーリー】
マリオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は橋の上で毎夜恋人を待ち続ける娘ナタリア(マリア・シェル)と出会う。始めは戸惑うマリアだったが、やがて二人は恋に落ちる・・・。

夜のシーンが多い(もしかしたら全シーンが夜の場面かもしれません)のが特徴的。
その為、全体的に画面が薄暗く感じられる。でも雪が二人を包み込む終盤のシーンでは、雪の白が背景の黒のお陰でとても映えていて鮮やかな美しさだった。

ストーリーはとってもシンプル。
雪の降る中、マストロヤンニが一人佇む姿が切なかった。
よくできているとは思うんですが、ヴィスコンティーっぽさがあまり無いように思われる。
Yui

Yuiの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

マルチェロマストロヤンニとジャンマレーに愛されるマリアシェル羨ましい!イタリアのイケオジ、フランスのイケオジどちらも素敵すぎだしこの2人の共演が観れただけでもうすごく嬉しい。(この2人が同じ画面に映るのは切なすぎるラストだけでしたが…)

主人公のマリオの初対面の女性に対しての距離の詰め方とか、ヒロインナタリアの情緒不安定すぎるところとか、理由もろくに説明せずにナタリアから姿を消す下宿人とか登場人物それぞれに?ってところが多かった。登場人物全員が不器用といった感じだろうか。

可哀想で残念キャラの主人公マリオだけど、マリオを演じているマストロヤンニがもうイケオジでかっこよすぎる。ナタリアと会う為に一生懸命歯磨きしながら鏡で自分をチェックする姿は少年の様に可愛いし、ノリノリでソロで踊り出すシーンとかも可愛くてすき!
お祭りで食べていたステッキ状のお菓子はなんだろう?キャンディ?チュロス?なんだかすごく美味しそうに見えたし、1人で屋台のお菓子を食べ歩きしてるあんなに素敵なおじ様がもしいたら三度見はしてしまう。

登場人物みんなが不思議キャラでう~ん…と思いながら観てしまったシーンも多いけど、ラストのあの展開はマリオが可哀想すぎて一気に胸が苦しくなったし正直薄々察してはいた展開だったけど胸にどうしようもなく押し寄せるものがあった。気持ちはわかるんだけど残酷すぎる別れ方…。

ラストシーンでマリオに寄り添う様に現れるわんちゃんがまたいい味をだしている。冒頭のシーンでマリオが優しくしてくれたから慰めに来てくれたのだと勝手な解釈をしている。だって余りにも辛いから…(涙)

このお話の構図はジャックドゥミの「ローラ」に近いものを感じる。この手のお話は絶対に主人公が幸せになれないな。
初ヴィスコンティだったのでこれからどんどんヴィスコンティ作品入門していきたい。
NHina

NHinaの感想・評価

-
全カットが美しすぎ……
特に2人で踊るところ人越しにドアップになるところグッときちゃった
叶わない好きな人との幸せな夢を見た後に目が覚めちゃった時の気持ちを思い出した( ; ; )
tarch

tarchの感想・評価

-
ルキノ・ヴィスコンティ監督。 1957年イタリア・フランス合作。モノクロ、ビスタサイズ。
原作はドストエフスキーによる同名の短篇小説。ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞。

恋する女に恋する男。恋する男にはちと可哀想な結末に思えるが、個人的には一番綺麗な終わり方な気がする。このラストの方が、恋する男の痛みは一時的で終わるだろうと思えるから。

現在から過去を回想するときの流れが良い。繋ぎ目なくそのまま現在→過去に移るのが、女(ナタリア)の心情そのままに、1年前の過去がついさっきの出来事の様だ。

総セットなのかな??すごい大掛かりでびっくり。(昔はセットが当たり前か)

『世界で一番美しい少年』を観ようかどうしようか〜と考えていて、だとすれば『ベニスに死す』を観ないと!というところから(まだ観てない)、ヴィスコンティ監督作品を観とくことにした。
カオリ

カオリの感想・評価

3.5
ルキノ・ヴィスコンティ監督による
同題ドフトエフスキー原作のイタリア映画

街のセット、光、演出がとても素敵でありました。
ただ、魅了されたのは前半だけ。
後半が微妙だったのは、やはり舞台がイタリアだからかな…。
chaooon

chaooonの感想・評価

3.9
ルキノ・ヴィスコンティ監督作品はやっと2作目鑑賞🎬✨
原作はドストエフスキーの短編小説📕✨

夜の橋で1人佇む女性ナタリアに恋をしたマリオ(マルチェロ・マストロヤンニ)。デートの約束を漕ぎつけるも、どこか様子のおかしい彼女…。彼女には橋で待ち続けるある人がいた…。

深い深い陰影が創り出す夜の闇。
モノクロ映画で夜を描くってかなり難しそう🤔
一部回想シーンで室内の描写が出てくるけど、全編通して2人の男女が逢瀬をする夜の街での出来事を描いているので、終始暗い画面が暗雲とした雰囲気を醸し出す。
それにしてもなんとも不思議な話だなぁ🤔

明暗のコントラストがかなり強くて、息を呑むほど美しい夜の街並み🖤
かと思えば靄の掛かったネオン街や、降り頻る雨の光景がグレイッシュにぼんやりと浮かび上がるシーンは、どこか退廃的で怪しげで、SF的な異質感のあるシーンにも見える👀✨

ラストシーンの雪が降りしきるシーンは特に幻想的❄️✨✨
それ故に物悲しくて…🥺
心が通った瞬間に起きた奇跡にも思えるし、あのシーンが永遠に思える…✨✨
構図の完璧さに震える…🥺❄️❄️❄️
ニーノ・ロータの音楽がまたいい♬

なんとマルチェロのダンスまで✨✨
『8 1/2』でも少しダンスもいうかステップ踏むシーンあったけど、今回はかなりガチダンス🕺🏻
しかも結構キレがいい✨✨

なんとも儚くて美しい作品でした…✨
 
sayas

sayasの感想・評価

4.0
初ヴィスコンティ。
完全なる敗北かの如く寂寞と孤独感が滲み出たマリオの背中に哀愁を感じる。
「白夜」に相応しい一面に雪が降り注ぐ中の腕いっぱいに手を広げる彼女の可憐な笑顔。ずっと幻の中に浸りたい。
光と影モノクロの柔らかで豊かな美的センス。残酷で美しい完璧なエンディング。
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