白夜の作品情報・感想・評価・動画配信

「白夜」に投稿された感想・評価

若かりし日のマストロヤンニを見てみる&ブレッソン以前に白夜を撮っていたという興味で鑑賞


①恐らく全編セット撮影の為、映画というよりもチグハグな夢を無理やり観させられているような不思議な質感(特にダンスのシーン)


①ドストエフスキーの会話のテンションをそのまま再現しようとしているっぽい為、主役2人の演技が超弩級サイコパス。かなり体力を奪われた→原作を再現する事の目的はセットの事も含めて大成功しているはず(映画としてどうなのかは少し時間置かないと判断できない)
tristana

tristanaの感想・評価

4.0
プロ処女vsあわよくばの構図が強すぎてついついブレッソン版と比べてしまうのだが、ラストのあざやかな「鳶に油揚げ」には拍手を送りたい。
JTK

JTKの感想・評価

4.0
唯一観てなかったヴィスコンティ監督作。
流石の絵作りに終始うっとり。
ジャン・マレーも出てくるしね。
全編セットというのはヴィスコンティ作品では珍しいのかな。フェリーニは「カサノバ」「そして船は行く」とかで見るからにセットセットした雰囲気を逆手にとり人工美として昇華させとったが、ヴィスコンティの今作のセットも非現実的な美しさ。後半の雪のシーンは鳥肌もの。
お話は晩年のような大人向けではなく幼稚な感もあるが、基本ネガティブなとこが通底にあるんで。好きだわ、ヴィスコンティ。ハッピーエンドなわけないもの。
ほんで、特に秀逸なのはダンスシーン。「山猫」もそうだけど、メリハリというか。なかなかああは撮れません。素晴らしい。
mam

mamの感想・評価

1.5
ナタリアがなんと身勝手なことか。
待ち人の男性がジャンマレーだった
橋の上で泣いてる女と男が出会う、ロベールブレッソンの白夜では⁈
お、原作がドエフスキー、同じなのか!

目が虚なまま舌を出したり口角を上げたり口が忙しく動くナタリアがキュートというより怖かったな。美しさより気が触れてる感じが優ってて😔見てるのしんどかった

わんこ〜〜〜😢😢😢
ブレッソンの白夜またみよう😢😢
ていうかこの原作の映画っていくつかあるんですね他の人の白夜もみよう、読者諸君
ダンスシーンにこの映画の全てが凝縮されているようで、ループして見たいくらいの勢いがあった。
特にダンスシーンの開放感に辿り着くまでの、男性の【告白】とも言える台詞に引き込まれていく。
『この町に転勤して、まだ2週間なんだ。昔はよく踊った。兵役の後、勤め始めたが、ほぼ毎年転勤で』
『知り合っては別れる、そして、またやり直し。最初はそれも人生の楽しみだと思ったけど、歳のせいか、今は少しも楽しくない。長続きする友達が欲しい』

この台詞をぶつけられても尚、女性の方はある時間に縛られ、永遠に以前待ち合わせをしていた橋に向かってしまう。

ラストシーンの白夜は、本当に美しいシーンだが、男性の『長続きする友達が欲しい』という台詞を最悪の形で裏切るように、画として、透明感ある映像が男性の空虚さをより一層強調していた。
要所要所、完璧な構図のカットを挟んでくるので、夢の世界、異世界感を見る。
マリオが打ち明け話をするときの表情や仕草の可愛さよ…!子供みたいな顔ではしゃがないでくれ、恋しちゃうから。
この映画はモノクロだからいい。筋書きと連動するみたいなコントラストの変化に注目できる。
ノブ

ノブの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

いやぁ、名画ですねぇ…。
4日間の恋を描く物語。
儚さと幻想的な美しさが
ところどころに映し出されていて
それでいてリアリティに溢れる描写でした。
マリア・シェル美しいです。
ジャン・マレーハンサムやん。
マルチェロマストロヤンニは
役柄的にはフェイスが端正すぎる。
画面構成もスッキリしていて
話もわかり易かった。
最初と最後のワンちゃんがかわいいよね。
一方的な恋なんだけども
恋とはそういうものでしょう。
淡く儚く純粋で無垢、美しいやん。










20世紀の文豪ドストエフスキーの短編小説 「白夜 」を名匠ヴィスコンティが映画化。孤独な青年と偶然に出会った女性との悲恋を描く。 耽美なるモノクロー厶の世界、チネチッタに作り上げた完壁なセットが素晴らしい。その流麗なキャメラワークは『山猫』 「若者のすべて』でヴィスコンティと組んでいる名手ジュゼッペ·ロトゥンノ。 哀しき旋律を奏でる音楽は、巨匠ニーノ·ロータ。背降る小舟のシーンなど、 中期ヴィスコンティ芸術が凝縮された名作である。前作「夏の嵐」(54)は1年の撮影期間をかけたヴィスコンティ初のテクニカラー大作だったが、今作では再びモノクロに戻り、7週間で撮影された。作風は『夏の嵐」以前のネオレアリズモとは一変し、荒々しいまでの感情は影を潜め洗練されている。架空の冬の港町という設定、 スタジオに組まれたセットのみという簡潔さ、生々しいリアリズムはなく、 どこかおとぎ話のような、 幻想的な趣を創り出しているのが興味深い。ロシア文学を代表するドストエフスキーの原作では、夏の夜のサンクトペテルブルクを舞台に20代の無口で内省的なインテリ青年と17歳の夢想家の少女との4日間の交流が書かれているのだが、ヴィスコンティは寂寧感あふれる青年サラリーマンが橘を渡る夜話として描き、その逸巡するさまを自在な演劇空間に描いている。当時のイタリア映画界でヴィスコンティとフェデリコ·フェリーニはライバルとして火花を散らす関係だった(本作撮影時にフェリーニは「カビリアの夜』 を撮っていた。)。 今でこそニーノ·ロータといえば、フェリーニ作品が思い浮かぶが、本作を担当していたころ、ニーノ·ロータはヴィスコンティから、なぜフェリーニ作品を請け負うのか、聞われたという。同様に二人は、どちらが自作でより素晴らしい俳優を起用できるか競い合っていた。本作でヴィスコンティに見いだされたマルチェロ·マストロヤンニは3年後フェリーニ監督「甘い生活」 (60)で世界的俳優へと成長する。 マリア·シェルは当時31歳、前年「居酒屋」 (56)でヴェネツィア映画祭女優賞を取っているが、本作では夢見る不思議な少女(青年の空想?)を可憐に演じている(本作の翌年には「カラマゾフの兄弟」に出演)。他キャストにヴィスコンティ長編デビュー作『郵便配達は二度ベルを鳴らす』で主役を演じたクララ·カラマイが娼婦となって登場し、強い印象を残している。
#メモ用
食パン

食パンの感想・評価

3.5
ドストエフスキーの短編をヴィスコンティが映画化。舞台はイタリア、夜更けの港町で男性が出会ったのは、1年経っても現れない思人を少女のように待ち続ける可憐な女性。毎秒絶句の美しさ。マリア・シェルが神様の贈り物みたいに輝いていた。やったら長いが素晴らしいダンスシーンは成る程『山猫』の片鱗。
まさかとは思ったけど😱
ラスト、、犬、、切ない😂

でもこの女の子が、最初から違う人に本当に一途なんだから、マリオはやっぱりその話を聞いた時点で諦めるべきだったと思いましたね、、それかそっと待つとか..
彼女の気持ちを無視して押しすぎかな~

それにしても、スマホもない時代だし、ただひたすら、好きな人を信じて待ち続けるというのはすごく綺麗だなと思いました。
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