マ帆

リアリティ・バイツのマ帆のレビュー・感想・評価

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)
3.5
屋上で瓶ビール片手に夢を語る
男女4人で共同生活をする
青春映画あるあるをあらかたやる
だけど"現実は厳しい"。

ストレンジャーシングス絶賛2周目中につきウィノナ・ライダー映画を観よう週間を同時進行。3本目はベン・スティラー初監督・出演作。

"23歳までに何か
成し遂げられると思ったのに"

今観て良かった!でも多分自分は今までもこれからしばらくも、自分に近い現実を映画に突きつけられる事を求めてないのかもしれない、とも思った1本だった。だからラスト30秒間が好きなんだけど、そこまでがキツかった ...

とはいえ終始繰り広げられる会話劇の中身が面白くて飽きずに観られた。

友情パート・就活パート・恋愛パートの3つに分けるとしたら恋愛パートは、

平凡な就活生ウィノナ・ライダーの前に
(1)目の前に誠実で一途で頼りになる年上サラリーマン、ベン・スティラー
(2)バイトを12回クビになり、口も悪く、だらしないが落ち込んだ時は外に連れ出して元気にしてくれる同級生イーサン・ホーク
の対照的な2人が現れる、っていう少女漫画ものなんだけど(違う)、監督には申し訳ないが圧倒的一択過ぎる、、

何というかジョニデの色気とレオ様の知的な清潔感をいいとこ取りした感じがあるイーサン。洋画男子がたまにやってるセンターだけオールバックにしてサイドノーセットの髪型死ぬ程好き。一周回って怖くてまだ観れていないビフォアシリーズを観るときが来たかもしれない。

彼とユマ・サーマンから生まれた女の子とウィノナがこの約25年後に共演するのかと思うと感慨深いものがある。ちなみにストシン2周目は無事涙の終了を迎えたのでどっかでレビューあげます。
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