はま

ブラザーズ・グリムのはまのレビュー・感想・評価

ブラザーズ・グリム(2005年製作の映画)
1.4
展開のグダグダ感とチープな演出とストーリーのパッとしなさに容赦なく睡魔が襲ってきた今作。途中途中に画面いっぱいの虫が映され半ば強制的に眠気はさめるが、結局これぞ見せ場といったシーンもなく終わってしまいました。
設定は面白く、物語自体もつまらないという訳ではないのに何故かイマイチ乗り切れない… 私はほとんどマットとヒースのために見終わったようなものでした。使命感。

【グリム兄弟は魔物退治で金を稼いでいたが、その実魔物はイカサマであった。ついに詐欺容疑で捕まった二人だったが、不可解な失踪事件の調査を提案され…】
最初見た時は「マットとヒースのキャラ、逆じゃね?」ってなりました←
女性の扱いも上手で、金にうるさく生きることに必死な兄ウィル。愚直で不器用、だけど優しさや勇気を持つ弟ジェイク。劇中、兄ウィルがマットで弟ジェイクがヒースなんですが、印象的には逆だなぁと(wikiによるとキャスティングの時点では逆だったらしく、年齢的にも実際ウィルが弟でジェイクが兄だったらしいがマットとヒースの訴えで逆になったらしい)。
でも逆に考えると二人とも、それぞれが持つ俳優のイメージとは違うキャラクターが見られるのでそれはそれで良いのかも。あまりにもしっかりしすぎたマットと、丸眼鏡で馬鹿っぽいヒース… 二人は心底可愛かったです(笑)

あとはなんかこう何やってるんだろう今…って感じで終始進んでいったので、拷問とかアクションとかのシーンでも( ´ - ` )←こんな顔で見てました
おとぎ話からもじった演出は、知っている話が出ると「あ〜今のあれか」となるけど、ただそれだけ。それが上手くストーリーに活かせているかと言われると疑問を感じる。
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