まこどん

善き人のためのソナタのまこどんのレビュー・感想・評価

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)
3.5
東ドイツを舞台に、国に反抗的な人物を監視する側とされる側、その間で揺らぐ人が複雑に絡み合う。手紙の配送室に左遷され、ラジオで壁崩壊を知るシーンが、思わぬ伏線回収で面白い。2回結末がある感じで、最後まで見逃せない。監視国家って恐ろしい。アメリカも日本も油断ならん。政権批判するときは、爆音のなかで。
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