平和への祈りがビシビシ伝わってくる
真っ直ぐな映画でした!
檻の中に閉じ込められたような
息苦しい監視社会で
本当に国民や国のことを考えているのは
誰なのか?
組み上げられたシステムの上部で
私利私欲に権力濫用している輩を
見過ごしていいのか?
我が身の保身、家族の安全のために、
考えることをやめた人々をどうすれば救えるのか。
自分の首を絞めるルールから、どうすれば逃れられるのか。
自分の安全を優先するのは当たり前だけれど、もし、ささやかな行動で一石を投じることができたら…?!
そんな勇気を一人でも多くの人が持てたら…?!
…パンドラの箱に残った希望を見つけようというメッセージを受け取ることができました。
善き人とは行動する人、心の善性を表すことができる人なのでしょう。
ラストのヴィースラーのひとことの輝かしさと晴れやかさ!
本屋の店員さんが天使のよう。
あのシーンのために、それまでの重苦しさがあったのね?!…と、感動しました。
日本も少し前には憲兵が恐怖で支配していたし、他人事ではない。
情報共有ができる現代とはいえ、勇気と希望を持ち続けることの大切さは変わらない。
原発事故を含め見逃してはならない事柄は多いのだから…などと省みたり…🦤🦤🦤