土屋ノリオ

善き人のためのソナタの土屋ノリオのレビュー・感想・評価

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)
4.5
【平成を振り返る・・・17】
2007年の洋画には『バベル』『パンズ・ラビリンス』『やわらかい手』などの良作があるが、自分としては断トツで本作が好きな作品。

ベルリンの壁が崩壊する前の監視国家東ドイツが舞台。本作は舞台作家への盗聴作戦が完了するまでで終了かと思ったが、その後の東ドイツ崩壊からラストシーンに至るまでを丁寧に描いている。最後の主人公の姿と発した一言に目頭が熱くなり、

鑑賞後、

「ああ、素晴らしい映画をみたな」
土屋ノリオ

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