じゅり

日の名残りのじゅりのレビュー・感想・評価

日の名残り(1993年製作の映画)
3.3
なんか母がおすすめしてくれたから観たけど、私がお子ちゃまやからか、ふーんで終わった。後半急に面白くなりそうやんと思ったら、まぁ、こじらせ過ぎてて観てるこっちがしんどい。え、これ恋愛映画であってるんか、となるほどこじらせてる。何回もチャンスあったくせに言いたい事とは真逆の事を言ってしまう歯がゆさみたいなのは分かるけど、あまりにもどきどき感が無いほどの感情の殺し方で、可哀想やった2人とも。多分でもこれ本やったら相当面白いんだと思う。文面でこの話を追いかけて行くのは、くぅーっ!ってなりそう。あんまりにも映像にした時に感情が伝わって来なさすぎて、は?いつからお互い気になったんや。と私は完全に置いてかれました。
私的には前半の政治論が繰り広げられる中でいかに淡々と仕事こなせるかとか、ご主人を変な奴から上手いこと裏回しして守ってあげて、ご主人の家の名誉を保つ、みたいな話の方が好きやけどな。なんかほんま、執事してるから結婚も出来ずに感情殺して幸せになれませんでしたー、みたいに感じちゃう。可哀想。
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