歴史的な舞台を背景に、プロの執事に徹した淡い人生の切なさを感じさせられた作品。
ミス・ケントン(エマ・トンプソン)は、スティーブンス(アンソニー・ホプキンス)を困らせようと結婚退職。その後、夫につ…
ジェームズアイボリー監督
カズオイシグロ原作
仕事に熱心な老執事のスティーヴンスと仕事仲間のケントンは反発し合う。
スティーヴンスが心を開けば違う展開になっていたはず
感情をあまり出さないアンソニ…
原作と比べるといくつか違う点はあれど、映画は映画で見どころが多かったように思う。アンソニー・ホプキンス演じるスティーブンスの職業的「品格」とその哀愁。ミス・ケントンの恋心、ダーリントン卿とナチスの接…
>>続きを読む親の死も、自身の恋慕の情も、全て追いやり仕事に邁進したからこそ、ファシズムに走るドイツに対して親密な主人を裏切ることはできなかったし、時が経ってもその気持ちは揺るがないのかもな、と思った。
すれ違っ…
カズオ・イシグロ著同名小説の映画化。
英国貴族に仕えた執事スティーブンとケントンの回想と再会の話。
それが恋愛かどうかよりも、互いを支え合い必要としていたことが心の深い所での結び付きとなり、過ぎ…
良い映画だった。けれど苦しかった。
執事という職業におけるプロフェッショナリズムは、品格にある。
人生を仕事に捧げることの意味。品格とは、個人的な私利私欲を排除することなのか。品格というものをどう定…
WW2をまたいだ時代背景ながら画面には軍服さえ映ることなく。それでも一人の貴族がどういう末路を辿ったか明確に理解できる。この間接的な伝え方による奥行きが作品の真骨頂と思った。執事の職にすべてを捧げ、…
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