現代性は無いけれど、普遍性はある。記憶の定義は主体によって異なるという部分ではイシグロさんらしいテーマではある。メロドラマに寄せるのかどうかはどっちつかずなので評価は難しい。ただしアンソニー・ホプキ…
>>続きを読む抑制の効いた、格式高さ、重厚感。それは音楽や美術から、アンソニー•ホプキンス、エマ•トンプソンの表情まで。
お屋敷のトルコブルーの階段ホールや所々にある隠し扉なんか、良かったわね。
ただ、原作が…
・震えた…
・配役すばらしいな
・カズオイシグロの内省ワールドは映像化で伝えにくいんで恋愛物に仕上がってたけどそれも良し(原作版執事の拗らせ感は控えめ)
・壁ドンせんばかりのケントンさんの真っ直ぐさ…
原作の小説読んでからの鑑賞。原作よりもミスタースティーブンスはやや普通の人っぽいインパクト薄い感じになってたけど、エマトンプソンのバス停の表情がもうすごい。Remains of the Dayってタ…
>>続きを読むここぞというチャンスを逃したと見るか、自分らしさを貫いたと見るか。
生きていたら選択を迫られる場面に出くわしっぱなしで、選んだ選択にイチイチ思いを馳せている暇はないが、これは間違っちゃいけないって…
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