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日の名残りのhのレビュー・感想・評価

日の名残り(1993年製作の映画)
3.8
感情を抑制し、常に平静に努めるうちに愛情表現もままならなくなった執事をアンソニー・ホプキンスが演じる。自身も気づかぬうちに淡い憧れを抱きながら、信頼を寄せるエマ・トンプソンの好意に応えられるない。

20年後の再会。運命の悪戯でまたしても2人の人生はすれ違う。
「人は皆、人生に悔いがあります」
別れ前の執事の台詞が印象深い。
切なく崩れるエマ・トンプソンの表情もよかった。名演の2人に拍手を贈りたい。
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