とりあえず、アスガー・ファルハディ監督作品は良いよね、と言っておけば間違いない。で、お馴染みのアスガー・ファルハディ監督作品を鑑賞。
何だろう。
彼女が浜辺から消えただけで成立する、この濃厚な物語は。
これがアスガー・ファルハディ監督の手腕か。
これまで観てきたどの作品も決して楽しい気分になるものではなかったし、本作も、そしてこれからもアスガー・ファルハディ監督作品の作品は、楽しい気分になる作品はないだろう。
しかし、惹きつけられる。
基本的に、この手の通好みのする作品は苦手なのだが、アスガー・ファルハディ監督作品は、なんか、相性がいいのか、どれも楽しくないが、楽しめる。
本作も楽しくないが楽しめた。
星は3つだが、観て損はない。3.6くらいか。
あと、子供をひとりで海に近づけてはいけない。そんなの当たり前。
永遠の最悪より
最悪の最後がマシ
その通りよ