NANCY

自虐の詩のNANCYのレビュー・感想・評価

自虐の詩(2007年製作の映画)
3.0
仕事をしないヤクザ上がりのダメ亭主と奥さんのお話。
宣伝でも有名だった阿部寛のちゃぶ台返し。
炸裂しまくって笑った。(笑)
映画自体、前編後編と分かれた作りになっていて、後編の中谷美紀の過去の物語に切り替わると急に映画自体も変わってしまったような雰囲気に。
これが4コマ漫画原作だとは思えない。さすが堤幸彦監督。
前半はくだらないけれどそこは我慢して後半を観るととても感動します。
西田敏行さんが涙に拍車を掛けていて、西田敏行さんの存在そのもので癒されたり、泣かされたり。
しかしやはり熊本さんのくだりがとても感動する。
熊本さん、アジャコングなのに!
アジャコングなのにすげー合ってるよ!熊本さん!
あまり泣かない自分ですが少し泣きそうになりました。
全体的なバランスを考えると少し悪いですが、最後まで観ると意外と感動します。
不意打ちとはこの事。
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