邦画に期待をしていない僕の姿勢からしてみても、かなり良い映画だと感じる事ができました。
今作は廃校になる学校で起きる3つのストーリー。
女子高生が主役のオムニバス形式です。
どのストーリーも飾った形の良いものではないけれど、逆に言えば形の自由な青春だからこその歪な物語たちと雰囲気に浸れる作品です。
押し付けがましさがないので、どのストーリーもずっと観ている事ができそう。
3つのストーリーがどれも良くて、こうした邦画のオムニバス映画の中でひとつの爪痕を残せる作品になっていると思いました。
しかし青春は出会いと別れの繰り返しなんですね。
「思いをループさせて褪せていくだけ?」
というセリフが心にきました。
良かった!