岡本喜八監督による60年代ハードボイルド・エンタメ・アクション
これまた73分作品とは思えないミチミチぎっしり面白さの詰まった傑作でした☆
相変わらず大根の加山を実直なキャラにすることで、空回りも上手く見せてるし(笑)
愛する兄貴、佐藤允や天本英世、中谷一郎、ミッキー・カーチスも登場!
アクティブ黒革ジャン佐藤允と、猪突猛進トレンチコート加山雄三の対比もイイですよ~
草鹿次郎(加山雄三)は、兄のエンジンテスト中の事故死に疑問を抱く。
開発技師の小松(中谷一郎)に話を聞くと、証拠はないものの、どうやら産業スパイによる事件かもしれないと判明。
そこで友人でトップ屋の須藤健(佐藤允)と共に裏を探ることに。
すると、経済研究所や暴力団の関わりまで見えてきて……
トップ屋=フリーのライターやジャーナリスト
佐藤允の元部下にミッキー・カーチス。
今回もまたコミカルキャラで可愛かった(笑)
謹賀新年おめでとうございます!
には笑ったぁ( ´∀`)
天本英世は黒づくめの殺し屋だけど、意外とへっぽこで即ぶちのめされますw
悪役の経済顧問の男が滅茶苦茶強かで、ヘコヘコしつつも目が笑ってない!
悪役には『大学の山賊たち』でもワルだった中丸 忠雄。
なんか色気があって、歌舞伎の女形みたいでドキドキしちゃう♪
そこに「知らなぁ~い」て変な歌しか歌わない歌手、意外と話を聞いてくれる警察、食いしん坊従業員などわちゃわちゃしまくり!
居酒屋での乱闘はドリフみたいだし、ラストには銃撃戦もあり!!
これだけミチミチなのに、ぐちゃぐちゃにならずスマートにキチッと締めるのは流石岡本喜八ですね☆
岡本喜八BOXあったら欲しいぃっ(*ノ´∀`*)ノ