風俗を掛け持ちする地下アイドルも事件を起こした障害者の家族も実際にはそら居るんだろうなと思うから、フィクションで出来事をなぞるだけでは弱い。高層ビルとの対比は分かりやすく都会を感じさせるが全体的にはいまいち。
若松プロの流れを組む白石監督の作品としてはエロも暴力もエグみが足らない。
内田慈は難しそうな役でもさらっとこなすな～。障害者の兄が起こした幼女暴行事件の被害者家族で奥田瑛二が出てきたのにはびっくりした。二人の映像製作者のキャラ付けがとても浮いてて彼らの行動すべてにリアリティを感じなかった。
