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ジュリー&ジュリアのzkのネタバレレビュー・内容・結末

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!Netflixでカードキャプターさくらを見ようと思っていたのに気がついたらこの題名も内容も1mmも知らない映画を見ていた…。
な、何を言っているか分からねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…。

いつもは前知識少しあったりCMや広告であらすじを見てコレ見たい!ってなってから映画観るんですが本当にこれはなんでか知らないけどおすすめに出て来てメリル・ストリープが好きなので何も考えずに見始めました。

メリル・ストリープ演じるジュリアという女性がアメリカ人のためのフランス料理という本を出し、50年後にジュリーというジュリアを尊敬している女性が1年かけて524のレシピを再現するっていう話。最初は2つの時間軸が交互に入ってくるのが見づらい気がしましたが慣れてくると気にならなくなってきた…そんなことより料理が美味しそうで…夜中、特に空腹時は見ない方がいいかもしれません。お腹すいちゃう。
ジュリアの逞しく、それでいて楽しそうに料理をする姿が見ていてとても幸せになりました。キッチンやお家もとても可愛いし。それと反してジュリーの料理をしないとと言う気持ちやブログの事に追われて料理が楽しめてない感じは見ていて凄く共感できるところがありました。料理したくない時とか時間かけたのに少しの油断で失敗したりとかありますよね。チキンが床に落ちたシーンで号泣してるジュリーの気持ちはすごくよく分かります…。色んなことが上手くいかなくて疲れててでも料理をしないとって料理したら失敗して…何もかも上手くいかない!!もうヤダ!うわーん!!って泣くシーン、ストレスが爆発した時の自分を見ているようで少しウルっときてしまった。
あとお料理とは少し話がずれるけどジュリアの妹が結婚しておめでたのシーン、わざわざ余計な説明を入れなくても色々理解出来てしまって…。でも夫婦仲がとても良くて救われた気持ちになりました。ジュリアは辛いことや上手くいかないことがあっても常に前向きに生きているように見えてジュリアの時間軸は楽しい気持ちで見ていられました。ジュリーの方は上がり下がりが激しかったけどとても現実的で私の生活に似てました。しんどい時もあるけど楽しい時もあるよね!

ただどこかで最後はジュリアとジュリーは会えるんだろうな、とかブログ見てなにかコメントくれるんだろうな、っていう期待をしながら見てしまったのでまさか嫌われてる?ってなったところはえっ?!って驚きました。あれ結局嫌われたんだわ…ってはっきりしないまま終わり??そこだけ気になりました。

見終わってから知ったのですがこれ実話なんですね…。そう考えるとジュリアもジュリーも違う人生だけど料理を通して人生の楽しみや目標を見つけてて凄い。お腹も空いたけどちょっと凝った料理を作ってみたくなりました。ロブスターは殺せないけど。ボナペティ!
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