ジャム

ジュリー&ジュリアのジャムのネタバレレビュー・内容・結末

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「永久に美しく」「プラダを着た悪魔」でメリル・ストリープ好きだな…と思い、初めて女優さんを理由に観た洋画です。

ラスト、二人が和解せず終わる時点までノンフィクションだと気づきませんでした😶
大体ノンフィクションは地味な展開など挟まり、途中で気づくのですが…
そういう意味では、テンポも演出もとても良くできていたんだなと💡

ただ、展開も上品で美しく、フィクションとして楽しんでたので
「どう和解するんだろう」と言う部分が消化不良で鑑賞後の余韻がモヤモヤ…😂

🔴メリル・ストリープはやっぱり好き!
作中のジュリアはとてもチャーミングで、本当に作品ごとに七変化の素晴らしい女優さんだと思いました。

🔴ジュリーはちょっと苦手かも…
作中、尊敬し心酔していたはずのジュリアに自身のブログが「不愉快だ」と言われたのを知った上で、それについてのコメントはせず
ブログを続け、ジュリア博物館に行き、後に「ジュリー&ジュリア」と言う本を出版…(勝手に?名前を使った挙げ句、恩師のジュリアを自分の名前の後ろに…!?😭)
個人的な感覚だと、面の皮が厚い人だ…と思ってしまった…😂

調べてみると、ブログでは若者に受けやすくfワードなど汚かったり派手な言葉遣いも多く、レシピや料理の感想よりもコラムっぽい(?)内容がメインで
料理に真剣味が感じられない、汚い言葉への世代間の拒否感などが原因だったとも見かけました…👀

うーん…私もジュリアのように慎ましい女性が当たり前だった時代(?)に、先駆者もおらず8年努力奔走して料理に向き合ってやっと出版できた本が「ファック」とかの言葉と並べて、コラムメインの料理おまけブログに名前を使われ話題にされたとしたら、ファンへの嬉しさ半分、嫌って感じ半分で複雑かも…?😂
そして、映画ではジュリーの旦那に「ジュリアは君を解ってないだけ」と批判させジュリーから「そんなことない、彼女は完璧な人…」的な殊勝なことを言わせ謙虚な片思いを描く…

私がジュリアなら「不愉快な理由もちゃんと述べてるのに、映画では描かず私に理解がないみたいに描かれてる…」って嫌な気持ちになるかも…😓

ブログ、たしかに作中でレシピブログなのに何で美味しそうな写真や下ごしらえの写真とか載せないんだろう?と
疑問に思ってた…!
ブログはあくまで「料理をする私」のエッセイなんだったとしたら
「料理が好きなジュリア」と「料理をしている私が好きなジュリー」とのすれ違いは納得かな…!
ジャム

ジャム