さー

1000日のアンのさーのレビュー・感想・評価

1000日のアン(1969年製作の映画)
3.8
アン・ブーリンへの感情移入500%の145分!
ヘン8のご乱行についての説明は割愛され、とにかくアン・ブーリンの心情が丁寧に丁寧に描かれていて新鮮だった。「ヘン8を手玉に取り、国の宗教すら変えさせた魔性の女」なイメージだったけど、むしろジジイたちに振り回され、環境に適応するために強くあらねばならなかった悲劇の女性だわ…一体アンにどんな道が残されていたというのか…終盤のヘン8との言葉の殴り合いは胸が痛んだよ、、

「ブーリン家の姉妹」から来ると、メアリー&ジョージの扱いの雑さにびっくりするけど、タイトルがタイトルだしな。アン役の女優さんがアンすぎてアンだった。
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