MCPenny

青い春のMCPennyのレビュー・感想・評価

青い春(2001年製作の映画)
4.9
1番衝撃を受けた映画かもしれない。映画館に入るまで知らずにミッシェルガンエレファントを聴いていて、オープニングで『赤毛のケリー』が流れて、その映像と音楽に鳥肌がたった。
トイレで「死ぬか?」までの『モナリザ』、「グッドタイミングです」からの『ブギー』、そして最後の『ドロップ』。ミッシェルの曲がかかるところは全て凄いシーンだった。
花田先生やオバケの存在、「咲かない花もあるんじゃないですか」「私は、花は咲くものだと思うようにしています」の台詞も良い。
でもやっぱり、オープニングのスローモーションの群像、あの振り返る青木と、微笑みかける九條、流れるチバユウスケの声とアベフトシのギターが忘れられない。
劇中と同じ季節に、彼らと同じ歳の青年と見たことも忘れられないだろう。
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