パン

ブラザーフッドのパンのレビュー・感想・評価

ブラザーフッド(2004年製作の映画)
4.4
朝鮮戦争と離れ離れになった兄弟の物語。
この映画あたりから韓国製の戦争映画の凄まじさが世界中で認知された気がする。
やっぱ徴兵制がある国って皆の銃の構え方とかが様になってて良いね。
邦画はこれが苦手というか弱点な部分だよなー。
素人が銃持ってる感じになっちゃうし。

戦地では兵隊同士の憎しみが時間が経てば経つほど増長されていくのが戦争の怖いとこだなって思った。
ブービートラップで味方がやられてから物凄い残虐に敵を殺しまくったりとか…捕虜同士を殴らせたりとか。
今のロシア、ウクライナも戦場にいる時間が長い兵士ほど敵を憎むようになってるんだろうな。

あと韓国製の戦争映画って特別反戦的な内容じゃなかったりするんだよね。どっちかって言うと戦争を批判する社会派映画というよりお涙頂戴のプライベートライアン的なオチで落ち着く気がする。
これは韓国は戦後ではなく未だに戦時中だからだろうなと思った。
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